VIOの自己処理方法は?チクチクしない正しいやり方やどこまで剃ればいいかを解説

VIOの自己処理に必要なアイテムや正しい自己処理方法について、詳しく解説していきます。

VIOの部位とその特徴

VIOは、皮膚が薄くデリケートな部分であり自分では直接見えにくい部位です。

  • Vは、ビキニラインと呼ばれる三角の部分
  • Iは、粘膜を含む陰部の部分
  • Oは、肛門周りの部分

どの部位も適切な自己処理をしないと、肌が傷ついてしまったり乾燥によるかゆみ・くすみの原因になってしまう恐れがあります。

美容クリニックでの医療脱毛なら適切な方法で処理してもらえます。自分でおこなう場合は、あとで後悔しないために適切な方法で処理し、ケアしましょう。

VIOの自己処理前に
準備しておくべきアイテム

VIOの自己処理をする前に、準備しておくべきアイテムがあります。VIOは、デリケートな部位なので自己処理に毛抜きやカミソリを使うのはおすすめしません。

  • はさみ・ヒートカッター
  • 顔用電気シェーバー
  • 保湿クリーム

上記の4アイテムを準備しておきましょう。

【毛を剃りやすくする】
はさみ・ヒートカッター

はさみは、VIOの自己処理をおこなう前にムダ毛の長さを調節しておくためのものです。長いままだと電気シェーバーを使用する際に、引っかかる可能性があるので、処理する部分の毛を短くしておきます。

ヘアカット用のはさみで良いのですが、VIOの場合は眉カット用など小さいサイズのはさみの方がカットしやすいです。使用する際は、肌に触れる可能性もあるので除菌シートなどで消毒してからカットしましょう。

ヒートカッターは、毛先を丸く焼き切ってくれるものでカミソリなどと違い、チクチクしないので便利です。VIOを全てツルツルに処理する方は必要ありません。形を整えたい方は準備しましょう。

【肌への負担を軽減する】
顔用電気シェーバー

顔用の電気シェーバーは、ヘッド部分が小さいので細かく操作でき、カミソリより肌を傷つけにくいのが特徴です。
またVIO専用の電気シェーバーもあり、部位に合わせてヘッド部分を取り換えられるようになっています。

電気シェーバーは、浴室で使用する場合は防水対応のものを選ぶと良いです。

【肌の乾燥を防ぐ】
保湿クリーム

VIOの自己処理後に肌をいたわるアイテムで、保湿クリーム以外にオイルも使えます。VIOはデリケートな上に処理後となると、乾燥しやすくなります。

乾燥によるかゆみやくすみの予防になるので、準備しておく事を推奨します。いつも使用しているものでもVIOの自己処理後に使用すると肌に合わない場合もあるので、VIO用や敏感肌用の保湿剤を選んでください。

Vラインの自己処理のやり方

Vラインの自己処理のやり方として、2つの方法があります。
Vライン全てツルツルに処理する方法と、毛を残して処理する方法で自己処理のやり方が異なるのです。自分のやりたいVラインの自己処理方法を確認してください。

ツルツルに処理する方法

STEP.1
Vラインの毛を短く切る
すぐに電気シェーバーを使うと上手く剃れなかったり、何度も剃らなくてはいけなくなるので、はさみを使ってVラインの毛を1~1.5cmの長さにカットして処理しやすい状態にします。
カットする際に足が邪魔になる場合は、カットする部分の毛を少しずつ上につまみながら行うと、スムーズにできます。
STEP.2
Vラインの毛を剃る
全体的に短くカットしたら電気シェーバーを使用して剃っていきます。
コツは、ムダ毛の生えている方向に向かって肌の曲線通りに刃を動かします。

逆らって剃ると良く剃れますが、肌への負担になり傷つけてしまうこともあります。
その部分が細菌により膿んで炎症起こす、毛嚢炎(毛包炎)となる可能性もあります。

STEP.3
保湿剤を塗る
全てツルツルに剃り終えたら、処理した部分とその周りまで保湿剤でしっかり保湿しましょう。

肌はデリケートで乾燥しやすくなっている状態です。
敏感になっているので、擦らずにやさしく押さえるように保湿剤を馴染ませるのがコツです。

毛を残して処理する方法

STEP.1
Vラインのデザインを決める
毛を残して処理したい方は、まずデザインを決めましょう。
Vラインの形はさまざまで、逆三角形など自分の好きな形を選んでください。

デザインが決まれば、鏡を見ながら水性ペンやアイブロウ・アイライナーなどで理想の形に下書きをします。

STEP.2
残したい毛を短く切る
下書きが終わったら剃る部分の毛を短く1~1.5cmにカットします。
残したい毛も1.5~2cmに短く切り揃えておくと下書き通りの形に整いやすくなります。

残したい部分は切った後にヒートカッターを使用すると毛先が丸くなり、チクチクしにくくなります。
コツは何本か取り少しずつ処理することです。

STEP.3
無くしたい部分を剃る
残したい部分の処理が終わったら、無くしたい部分の毛を電気シェーバーで剃りましょう。
鏡で下書き線を確認しながら毛に逆らわず、肌の曲線に合わせて刃を動かします。

無くしたい部分を全て剃り終わったら、処理した部分とその周りまで保湿剤で擦らず押さえるように、しっかり保湿しましょう。

Iラインの自己処理のやり方

Iラインの自己処理のやり方も2つの方法があり、全てツルツルにする方法と、毛を残して処理する方法です。
Vラインの毛を残して処理した方は、全てツルツルにしてしまうとVラインの毛が浮いて見えますが、Iラインも少し毛を残して処理するとつながって見えるでしょう。

ツルツルに処理する方法

STEP.1
毛が長ければ短く切る
Iラインの毛を1~1.5cmの長さにカットします。
Iラインは粘膜の部分もあるので鏡で確認しながら慎重にカットしてください。はさみの刃を粘膜の方に向けずにカットすると良いです。
STEP.2
Iラインの毛を剃る
短くカットできたら、電気シェーバーで剃っていきます。カットする時と同じように鏡で確認しながら慎重に進めましょう。

粘膜の部分は直接刃をつけず、浮かせるように剃ると肌を傷つけにくくなります。
また剃りにくい時は少し肌を引っ張りながら剃ると処理しやすいです。Vライン同様保湿することも忘れないでください。

毛を残して処理する方法

STEP.1
残したい毛を短く切る
Vラインの毛から自然に繋がるように少しずつ細くしていき、残したい部分を1.5~2cmの長さにカットします。
あまり短くすると、はさみやヒートカッターが粘膜に当たる可能性があるので、鏡で確認しながら慎重にカットしてください。

ヒートカッターは粘膜などやけどしないように気をつけて使用しましょう。 

STEP.2
無くしたい部分を剃る
無くしたい毛を1~1.5cmの長さにカットし、剃っていきます。長くなければ切らずに電気シェーバーで剃っていきましょう。

剃り終わったら、保湿剤でVライン同様しっかり保湿していきます。粘膜の部分につかないよう擦らず押さえるように馴染ませると良いです。

Oラインの自己処理のやり方

肌の凹凸もあり鏡を使っても見えにくいこともあるので、あまり自己処理はおすすめしませんが、おこなう場合は慎重に処理しましょう。

STEP.1
剃るときの体勢を決める
Oラインは自分では見えにくいので、鏡と椅子を用意します。
椅子に鏡を置き、またぐように片足を椅子に乗せて腰を少し下げるとOラインが見えやすくなります。

自分で確認しやすい体勢を見つけるのが、Oラインの自己処理を成功させるコツです。

STEP.2
Oラインの毛を剃る
Oラインの自己処理しやすい体勢を見つけたら、電気シェーバーで剃っていきます。
Oラインは他の部位と違い、細く産毛のような毛質なのではさみは使用しません

電気シェーバーが難しい時は、皮膚を少し引っ張ると凹凸が減るので処理しやすくなります。剃り終わったら保湿することを忘れないでください。

VIOを自己処理する際の注意点

VIOを自己処理する際の注意点が5つあります。この5つを理解して自己処理すると、失敗するリスクが減るので覚えておきましょう。

毛抜きやワックス、除毛クリームを
使用しない

VIOは、皮膚が薄くデリケートな部分です。毛抜きやワックス、除毛クリームをVIOに使用することは控えてください。
どの方法も肌への刺激が強く負担になります。肌トラブルの原因となり、毛嚢炎(毛包炎)や埋没毛などになる恐れがあります。

VIOの自己処理は、電気シェーバーを使用して行うことを推奨します。

肌状態が悪いときは避ける

生理前や生理中は、VIOに限らず肌がデリケートになっています。VIOは元々デリケートな部分で、自己処理すると肌への負担となって肌荒れを起こす可能性があるので、避けてください。

入浴後のタイミングがおすすめ

Vラインなどの毛質が硬い部分や毛量が多い方は、電気シェーバーでも上手く剃れないことがあります。

入浴後の毛が柔らかくなっているタイミングで自己処理するのがおすすめです。

また入浴後にできない場合は、ホットタオルで蒸してあげる方法もあります。

粘膜に近い部分まで剃らない

IラインやOラインは粘膜の近くまでムダ毛が生えているので気になる方も多いとは思いますが、粘膜が傷ついて感染症などの肌トラブルになる可能性もあるので粘膜に近い部分までは剃らないようにしましょう。

粘膜に近い部分は電気シェーバーが肌に触れないように少し浮かせて処理してください。

処理後は必ず保湿剤を塗る

VIOは肌が薄く敏感なため、乾燥しやすい部分です。乾燥はかゆみや黒ずみなど肌トラブルの原因となる恐れがあるので、自己処理後はしっかり保湿剤を塗ってください。

VIO用の保湿剤や敏感肌用の保湿剤を準備し、保湿する際も擦らずにやさしく押さえるように馴染ませましょう。

VIOの自己処理が面倒なら
医療脱毛がおすすめ

VIOの自己処理をするのも良いのですがデリケートな部分なので慎重に剃ったり、自分では見えにくくて剃りづらいという方もいるのではないでしょうか。

繰り返すVIOの自己処理が面倒なら、医療脱毛がおすすめです。

医療脱毛の効果やメリット

医療脱毛のメリット

・自分では見えにくい部分も処理できる
・カミソリなどより肌を傷つけにくい
・時間や労力を減らせる

医療脱毛は脱毛のプロが施術をおこなうので、自分では見えにくい部分も処理することができます。機器を使用して脱毛するのでカミソリなどより肌を傷つけにくく、短時間で処理することができます。

通院頻度はクリニックによって異なりますが、一例としては約1ヶ月~2ヶ月の間隔で通います。
通院回数も毛質や毛量によって異なりますが、目安としては約5~7回程度で完了するプランがあります。

面倒なVIOの自己処理の回数を減らせるので、プロに任せることも検討してみましょう。

VIO医療脱毛のおすすめクリニック3院

クリニック レジーナ
クリニック
ブリリア
スキンクリニック
リゼ
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シェービング代 無料 無料 無料
全身+VIO 5回 月 6,800円/60回
一括 300,300

5回 月 14,445円/18回
一括
260,000

5回 月 1,400円/84回
一括 99,800
全身VIO 5回 月 9,200円/60回
一括 405,900

5回 月 20,000円/18回
一括
360,000
5回 月 1,900円/84回
一括 129,800
VIOのみ 5回 2,000/60回
一括 92,400
5回 月 3,700円/18回
一括
66,000
5回 月 3,600円/24回
一括 81,600
詳細

公式サイト

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VIOの自己処理に関する
よくある質問

チクチクしない方法は?

自己処理後にチクチクしにくい方法として、1つは残した毛がある場合にカットした毛をヒートカッターで丸くすることです。
ツルツルに処理した毛もその後生えてくるので、チクチクしてくることはあります。

その際は、毛が肌に当たらないように締め付けの少ない下着を着用すること、保湿を続けることで気になりにくくなります。
刺激でかゆくなった状態は肌荒れや黒ずみの原因になる恐れがあるので、気になったときは冷やしたタオルなどで患部を冷却しまししょう。

おすすめのVIOの形は?

VIOの形の中で全てツルツルな状態は、ハイジニーナと呼ばれています。
ハイジニーナにする人の中には、ニオイや生理中の蒸れなどを防止する目的の人もいます。

毛を残す場合のおすすめの形はナチュラル・トライアングルです。
輪郭を整え、毛量を減らし長さを短くする基本的な形です。他の形にも興味がある方は、ナチュラルにしておくと形を変えやすいです。

VIOの自己処理はどこまで剃る?

VIOの毛を残し、自然な見た目で処理したい場合は約1.5~2㎝くらいの長さにするのがおすすめです。
Iラインに近づくにつれて3㎝くらい長さを残しておくとIラインが隠れるので、よりナチュラルなデザインになります。

お腹に近い部分は短めにして、少しずつ長さを残すようにすると良いでしょう。

VIO処理後にかゆみを感じる原因は?

VIOの処理後のかゆみの原因は主に2つあり、1つは乾燥です。
デリケートな部分が電気シェーバーなどの刺激で乾燥するとかゆみが起きやすいので、敏感肌用の保湿剤を使用して保湿してください。

もう1つの原因は、剃った毛がまとまって徐々に生えてくることにより起こります。特に自己処理後2~3日程度は、かゆみが起きやすいので、冷やしたタオルを当てると良いです。

VIOの自己処理方法まとめ

VIOの自己処理方法についてご紹介してきました。デリケートな部分なので、正しい方法で慎重かつ丁寧に処理しましょう。
また自分で処理するのが不安・面倒と思う方は、美容クリニックで医療脱毛のプロに任せることも検討してみてください。