月経や避妊に悩む女性にとって、ピルの上手な活用は味方になります。
ピルを使用するにあたって、月経の悩みから避妊効果がある?ない?の疑問まで、女性にとっては気になる問題がいくつかあります。
まずは、超低用量ピルについて、モヤモヤした悩みに応える答えを4つのポイントにしぼってわかりやすくまとめてみました。
ここでは、ビルの分類の1つである“超低用量ピル”の効果やメリット、種類や副作用を紹介します。
超低用量ピルとは?超低容量ピルの効果
ピルを初めて試してみたいなら、医師に超低用量ピルの相談をしてはいかがでしょう。
そもそも、ピルは、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が含まれている薬で、エストロゲンの量によって種類が分かれています。
女性ホルモン補充で排卵を抑えることにより、月経困難症や月経前症候群(PMS)などの改善や避妊に役立ちます。
参考:低用量経口避妊薬 – 日本産科婦人科学会
超低用量ピルのメリット
超低容量ピルのメリットは、低用量ピルより薬に含まれている女性ホルモンの量が違うため、副作用などの負担が少なくなることです。
「低容量ピルを飲んでみたけれど副作用が強かった」「低容量ピルの副作用が怖い」という人には、超低容量ピルという手段を検討してみると良いでしょう。
超低用量ピルの種類
どのピルも医師が処方するため、超低用量ピルも受診の時の相談によって種類が決まります。
施術 | 特徴 |
---|---|
ルナベルULD | フリウェルと同成分(製薬会社の違い)。月経困難症での適応。 |
フリウェルULD | ルナベルと同成分(製薬会社の違い)。月経困難症での適応。 |
ジェミニーナ | 生理痛改善目的での適応。 |
ヤーズ | 24錠タイプ(他は21錠)。休薬期間4日のため、ホルモン変動による症状が軽減。むくみにくい。月経困難症での適応。 |
ヤーズフレックス | ヤーズの特徴に加え、最長120日連続服用可能で月経回数を減らし、月経前症候群(PMS)の軽減。月経困難症での適応。 |
超低用量ピルの副作用
補充する女性ホルモンの量が少なめの超低用量ピルとはいえ、薬である以上、デメリットとなる副作用はつきものです。
症状が必ず出るわけではありませんが、一時的にでも注意したい症状は、不正出血・吐き気・むくみ(浮腫)・血栓症になります。
重く考えなければならない副作用としては、血管の中で血液が固まる血栓症があります。
いずれの症状も、医師にすぐ相談することをおすすめします。
参考:低用量経口避妊薬 – 日本産科婦人科学会
超低用量ピルの料金
超低用量ピルの料金としてかかる目安(診察料は除く)は、1ヶ月単位で6~7千円台(税込)から1万円台(税込)ほど見ておくといいでしょう。
女性ならではの心身の悩みを相談したいと思っても、時間が取れなかったり、受診となると億劫になってしまったり、つい先延ばしになってしまいがちです。
オンライン診療なら、スマホ片手に受診ができます。中には、土日祝日や夜間対応、24時間受け付けており、診察代無料といったクリニックもあります。
薬が処方されると郵送で手元に届くしくみになっていて、とても簡単で便利です。
おすすめのオンライン診療ピル
超低用量ピルの服用は、継続しないと意味がありません。そのために、受診のしやすさという条件はとても重要になってきます。
クリニックによって違いますが、オンライン診療なら、通常の受診と同じように初診料や再診料を支払うことで待ち時間のないスムーズな受診ができます。
オンライン診療の活用をぜひおすすめします。
コメントを残す