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酒さ

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酒さとは?顔の赤みが続く原因と特徴

酒さとは、顔に赤みやほてりが繰り返し現れ、徐々に持続するようになる慢性的な皮膚トラブルです。特に頬や鼻を中心に症状が出やすく、一時的だった赤みが“慢性的に残る赤み”へ変化していくのが大きな特徴です。

初期は運動後や入浴後などに一時的なほてりとして現れることが多いですが、繰り返すうちに赤みが引きにくくなり、毛細血管が目立つようになることがあります。また、小さなブツブツやヒリヒリとした刺激感を伴うこともあります。

このように、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性化するため、「なかなか治らない赤ら顔」として悩まれる方も少なくありません。早い段階で原因を理解し、適切に対応することが重要です。

なぜ起こる?酒さの原因と関係する要因

酒さの原因は一つに特定されているわけではありませんが、皮膚の血管が刺激に対して過敏に反応する状態や、皮膚のバリア機能の低下が関係していると考えられています。

紫外線や温度変化、ストレス、アルコール、香辛料などの刺激によって血管が拡張し、赤みが繰り返し出現します。この状態が続くことで、徐々に赤みが定着していきます。

さらに、バリア機能が低下した皮膚は外部刺激に弱くなり、炎症が起こりやすい状態になります。これにより症状が長引く原因となります。

「血管の過敏反応+皮膚の防御力低下」が重なることで慢性化するのが特徴です。

温度や環境の変化

寒暖差や入浴、運動などによる血流変化が、赤みの出現や悪化につながることがあります。

紫外線や外的刺激

紫外線や摩擦は皮膚にダメージを与え、バリア機能の低下を招くことで症状を悪化させます。

生活習慣の影響

アルコールや辛い食べ物、ストレスなどは血管を拡張させるため、症状の引き金となることがあります。

よくある症状と進行のパターン

頬や鼻を中心に赤みが出ることが多く、ほてりやヒリヒリとした刺激感を伴うことがあります。症状が進むと毛細血管が目立ち、ブツブツが現れることもあります。

初期は一時的だった赤みが繰り返されることで、「常に赤みがある状態」に移行することがあります。

また、症状には波があり、環境や体調によって悪化と改善を繰り返す点も特徴です。こうした経過を理解することが対策につながります。

日常生活でできる対策とスキンケア

刺激を避ける

洗顔やスキンケアはやさしく行い、摩擦を避けることが重要です。日常の小さな刺激の積み重ねが症状に影響します。

紫外線対策を行う

日焼け止めや帽子を活用し、紫外線から皮膚を守ることで悪化を防ぐことが期待できます。

生活習慣を見直す

自分の悪化要因(トリガー)を把握して避けることが重要です。アルコールや辛い食べ物なども見直しましょう。

やさしいスキンケア

過度なケアは避け、保湿を中心にバリア機能を整えることがポイントです。

症状が強い場合の対応

症状が強い場合は自己判断でケアを続けず、状態に応じた対応を検討することが大切です。

治療方法の例

受診を検討したい症状の目安

  • 赤みが長期間続いている
  • ほてりやヒリヒリ感が強い
  • ブツブツが増えている
  • 症状が広がっている
  • セルフケアで改善しない

酒さは毛細血管の拡張や慢性的な炎症が原因となるため、「市販のスキンケアやニキビ薬だけでは赤みが引かない」のが特徴です。

特に、顔の赤みが常態化する・ほてり感とともにニキビのようなブツブツが増える変化が見られる場合、炎症が進行して症状が複雑化しているサインです。

「体質やスキンケアの不適合」と自己判断して放置せず、赤みやほてりの変化に気づいた段階で正しく対処することが、症状の悪化を防ぎすこやかな肌を保つポイントです。

まとめ|酒さと上手に付き合うために

酒さは、顔の赤みやほてりが繰り返し現れ、徐々に慢性化していく皮膚トラブルです。

刺激をコントロールしながら長期的に安定させる意識が重要であり、日常のケアの積み重ねが症状の改善につながります。

気になる症状が続く場合は、お気軽にご相談ください。

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酒さに関するよくある質問

Q:酒さは自然に治りますか?

酒さは一時的に赤みが落ち着くことはありますが、完全に自然治癒するケースは少なく、慢性的に経過することが多い皮膚トラブルです。特に原因となる刺激が続いている場合は、症状が再発しやすくなります。

そのため「自然に治るかどうか」ではなく、刺激を減らしながら状態を安定させることが重要です。長期的にコントロールする意識が改善につながります。

Q:ニキビとの違いは何ですか?

酒さは血管の拡張や皮膚の過敏反応が中心で、赤みやほてりが主な症状です。一方でニキビは毛穴の詰まりや皮脂による炎症が原因で、白い芯や膿が見られることが多いです。

見た目が似ている場合もありますが、原因や経過が異なるため、同じケアを行うと悪化することがあります。違いを理解することが重要です。

Q:どのようなときに悪化しますか?

紫外線、寒暖差、入浴、運動、アルコール、辛い食べ物などが血管拡張を引き起こし、赤みを悪化させる要因になります。またストレスや睡眠不足も影響することがあります。

人によって悪化のきっかけは異なるため、自分のトリガーを把握し、できるだけ避けることが症状コントロールのポイントになります。

Q:どのくらいで改善しますか?

改善までの期間には個人差がありますが、数週間〜数ヶ月単位で徐々に落ち着いていくことが多いです。急激な改善を期待するよりも、安定させることを目標にすることが大切です。

刺激を減らすケアを継続することで、赤みの出方が穏やかになることがあります。継続的な対応が重要です。

Q:メイクはしてもいいですか?

低刺激の製品であれば使用可能な場合もありますが、クレンジング時の摩擦や成分によって症状が悪化することがあります。特にゴシゴシこする行為は避ける必要があります。

肌への負担を最小限にすることを意識し、やさしい使い方を心がけることが重要です。症状が強い時期は控える判断も必要になります。

Q:予防するにはどうすればいいですか?

紫外線対策や保湿など基本的なスキンケアに加え、日常生活での刺激を減らすことが重要です。特にアルコールや辛い食べ物、温度差などの影響を意識することがポイントになります。

自分の悪化パターンを理解し、同じ環境を繰り返さないことが再発予防につながります。

Q:市販薬は使ってもいいですか?

軽度であれば市販薬で対応できる場合もありますが、原因が複雑なため、長期間の自己判断による使用は注意が必要です。改善しない場合は別の対応が必要になることもあります。

症状の経過を見ながら、無理に自己流で対処し続けないことが重要です。状態に応じた判断が求められます。

この記事の監修医師
玉城 有紀(Yuki Tamaki)

東京(自由が丘、二子玉)と神奈川(川崎)で「自由が丘ファミリー皮ふ科」「二子玉川ファミリー皮ふ科」「溝の口駅前皮膚科」を運営する医療法人義恵会 理事長。

専門・所属学会
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 神奈川県皮膚科医会
出版書籍
メディア出演
  • めざましテレビ(フジテレビ)
  • ホンマでっか!?TV (フジテレビ)
  • ワールド極限ミステリー(TBSテレビ)
  • ありえん♾️世界(テレビ東京)
  • 林修の今、知りたいでしょ!(テレビ朝日)
  • ZIP(読売テレビ)

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