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白斑(はくはん)

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白斑(はくはん)とは

白斑は後天性の脱色素斑です。斑の形は木の葉状、類円形のものから不規則な地図状を示すものまで様々ですが、境界ははっきりとしています。また、髪の毛のある部分に症状が現れた場合は、その部分の毛が白髪になることが多いです。

全身に現れ、対称性が見られる汎発型(非分節型)、1~数個の白斑が局所的に現れる限局型、皮ふの神経に沿って現れる分節型の3種類があります。

伝染することはなく、命にかかわることもありませんが、原因がはっきりと分かっていないため、皮ふ病のなかでも最も治りにくい病気の一つと言われています。

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白斑(はくはん)に関するよくある質問

Q:白斑は自然に治りますか?

白斑は皮膚の色素を作る細胞の働きが低下または消失することで起こるため、完全に自然治癒するケースは多くありません。一部の方では色が少し戻ることもありますが、元の肌色に完全に戻るまでには時間がかかることが多く、経過には個人差があります。

また、症状が安定しているように見えても、体調や環境の変化によって再び変化することもあります。そのため「自然に治るかどうか」だけで判断するのではなく、長期的な視点で状態を観察しながら適切に向き合うことが大切です。

Q:白斑の原因は何ですか?

白斑の主な原因は、自己免疫の異常によって色素細胞がダメージを受けることと考えられています。本来は体を守る免疫が、誤って自分の細胞を攻撃してしまうことで色素が作られなくなります。

さらに、遺伝的な要因やストレス、外部刺激などが関与している可能性もあり、単一の原因で説明できる疾患ではありません。複数の要素が重なって発症するため、自分の生活環境や体調との関係を理解することが重要になります。

Q:白斑はうつりますか?

白斑は感染症ではないため、人から人へうつることはありません。皮膚の見た目の変化から誤解されることがありますが、接触や日常生活によって周囲に広がることはないため安心して過ごすことができます。

そのため、家族や周囲の人との接触を避ける必要はありません。正しい知識を持つことで、不安や誤解を減らし、日常生活を安心して送ることができるようになります。

Q:どのような症状が出ますか?

白斑は皮膚の一部が白く抜けたように見えるのが特徴で、境界がはっきりしていることが多いです。顔や手足、体幹などさまざまな部位に現れ、時間とともに範囲が変化することもあります。

痛みやかゆみといった自覚症状はほとんどありませんが、日焼けによって周囲との色の差が強調され、より目立つことがあります。見た目の変化が中心となるため、心理的な負担を感じる方も少なくありません。

Q:どのくらいで改善しますか?

白斑の改善には時間がかかることが多く、数ヶ月から年単位でゆっくりと変化していくケースもあります。短期間で大きく改善するというよりも、少しずつ色素が戻る経過をたどることが一般的です。

また、部位や症状の広がりによっても経過は異なります。焦って判断せず、一定期間ごとに状態を確認しながら、長期的に経過を見ていくことが重要になります。

Q:生活習慣は関係ありますか?

生活習慣が直接の原因になるわけではありませんが、ストレスや睡眠不足などは免疫バランスに影響を与える可能性があります。これにより、症状の変化に関与することも考えられています。

そのため、規則正しい生活や十分な休息を心がけることは、体全体のバランスを整えるうえで重要です。無理のない範囲で生活習慣を見直すことが、結果的に症状の安定につながることがあります。

Q:放置しても大丈夫ですか?

白斑は命に関わる疾患ではありませんが、放置すると範囲が広がる可能性があります。初期は小さな変化でも、時間の経過とともに目立つようになることがあります。

また、見た目の変化によって日常生活や心理面に影響が出ることもあります。気になる場合は早めに状態を把握し、経過を確認しながら適切な対応を検討することが大切です。

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この記事の監修医師
玉城 有紀(Yuki Tamaki)

東京(自由が丘、二子玉)と神奈川(川崎)で「自由が丘ファミリー皮ふ科」「二子玉川ファミリー皮ふ科」「溝の口駅前皮膚科」を運営する医療法人義恵会 理事長。

専門・所属学会
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 神奈川県皮膚科医会
出版書籍
メディア出演
  • めざましテレビ(フジテレビ)
  • ホンマでっか!?TV (フジテレビ)
  • ワールド極限ミステリー(TBSテレビ)
  • ありえん♾️世界(テレビ東京)
  • 林修の今、知りたいでしょ!(テレビ朝日)
  • ZIP(読売テレビ)

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