脱毛の硬毛化とは？なりやすい人や治し方、見分け方までを徹底解説！

本記事では、医療脱毛の施術を受けることによって起こりうる「硬毛化」について、詳しく説明しています。

硬毛化とは
原因や症状の特徴を解説！

硬毛化とは簡単にいうと、薄い毛が太く濃くなってしまうことです。脱毛の施術を受けたときに、起こりうる現象です。

脱毛をしているはずなのに毛が濃くなったと感じる場合は、硬毛化が起きている可能性があります。硬毛化は、脱毛の施術を4〜5回受けた後に起こることが多いです。

医療脱毛による硬毛化は誰にでも起こりうる可能性があり、今のところ予防方法はありません。

硬毛化が起こる確率

硬毛化が起こる可能性は、1%〜10％と低いです。つまり、医療脱毛の施術を受けたからと言って必ず硬毛化が起こるというわけではありません。

またレーザーの波長によっても確率は異なるため、正確な発生率は明らかになっていません。

硬毛化が起こりやすいレーザーは発表されていて、アレキサンドライトレーザーや光（IPL）で起こりやすいと言われています。

硬毛化の治し方

硬毛化が起きた場合は、まず施術を受けたクリニックに相談しましょう。硬毛化が起きた原因を知る必要があります。

原因によって対処法は異なります。硬毛化が起きた時の治し方を説明するので、参考にしてみてください。

硬毛化の治し方①
そのまま脱毛を続ける

硬毛化が起きている場合でも、脱毛の施術は受けられます。ただし出力を上げたり、脱毛機を変えたり、対策が必要です。

今までと同じ出力や脱毛機で施術を受けていると、他の部位も硬毛化してしまう可能性が高いです。まずはクリニックへ相談し、対応してもらいましょう。

また、硬毛化した毛に対応している脱毛機も存在します。

硬毛化の治し方②
ニードル脱毛(医療針脱毛)に移行する

ニードル脱毛とは、毛を生やす性能を保つ細胞を1つずつ破壊していく脱毛方法です。ニードル脱毛は原始的な脱毛方法で、130年位以上もの歴史があります。

1本1本手作業で施術を行うため時間がかかり、高額になりがちな脱毛方法ですが、硬毛化した毛にも効果が期待できます。

また、ニードル脱毛をしたことによって硬毛化が起こる可能性は低いです。

硬毛化の治し方③
放置して自然に治るのを待つ

硬毛化は放置していたら、治るとも言われています。硬毛化した毛を放置していると、そのまま抜け落ち治る可能性があります。

また硬毛化した部位への施術をお休みできるクリニックもあり、自然に治るのを待つのも1つの手です。この場合、自己判断するのではなくクリニックで診断を受けて指示に従いましょう。

硬毛化になりやすい人・なりやすい部位とは？

硬毛化が起こりやすい人や、部位について説明します。ですがこれはあくまでも傾向にあるだけであり、必ずしも起こるということではありません。

これから説明する内容は、参考程度に留めておきましょう。

硬毛化になりやすい人の特徴

硬毛化が起こりやすい人の特徴は、上記のような人です。硬毛化は太くて濃い毛では起こりません。産毛や薄い毛で起こる現象です。

また毛量が多く毛が密集している場合も、硬毛化が起こる可能性があります。毛が密集していると、照射にムラができてしまうためです。

硬毛化になりやすい部位

硬毛化は、毛が薄い部位で起こる可能性が高いです。そのため上記の部位で、硬毛化が起こりやすい傾向にあります。

メラニン色素の薄い産毛などは、他の部位に比べて脱毛機が反応しにくいです。脱毛効果を得るどころか、照射によって刺激を受けて活性化されやすくなります。

硬毛化は予防できない！硬毛化しても安心のクリニックの選び方

硬毛化は予防できません。そのため医療脱毛の契約をするときは、クリニック選びが重要です。硬毛化した時に対応してくれるクリニックでないと、脱毛ができない可能性があります。

本章では、硬毛化が起きても安心のクリニック選びについて説明しています。

硬毛化への保証があるかどうか

クリニックによっては、硬毛化した時の保証を設けています。無料で追加照射してれるクリニックもあります。

硬毛化した場合の保証があるクリニックでも、元の毛との差がわからず、判断できない場合があるため施術前に写真を撮っておくようにしましょう。

追加照射の料金が安いかどうか

硬毛化が起きた場合、治るまでの期間には個人差があります。人によって追加照射する回数や期間が異なるため、コース終了後の料金が安いクリニックを選ぶと良いでしょう。

追加料金が安いクリニックは、脱毛完了まで続けられる可能性が高いです。

波長・照射方式を変更できるかどうか

硬毛化は波長やレーザーを変えることで、改善される場合があります。そのため脱毛機の種類が多いクリニックがおすすめです。

また硬毛化が起きた時に、波長や照射方法が変更できるか確認しておく必要があります。

硬毛化しても安心の
医療脱毛クリニック5院

硬毛化に関するよくある質問

• 医療脱毛でも硬毛化リスクはある？
• 硬毛化がわかるのは脱毛何回目から？
• 硬毛化した毛は毛抜きしてもいい？
• 硬毛化が治らない場合はある？

医療脱毛でも硬毛化リスクはある？

医療脱毛でも、硬毛化のリスクはあります。使用する脱毛機や毛質によって、確率は異なります。また個人差もあるため、必ずしも起こるわけではありません。

また硬毛化の予防方法は解明されていないため、カウンセリング時に保証などがあるか確認しておきましょう。

硬毛化がわかるのは脱毛何回目から？

硬毛化になりやすいのは、4〜5回目ほど施術を受けた後です。最初のうちはわからないので、気づきにくいです。

4〜5回ほど施術を受けた後に、毛が濃くなったと感じた場合は硬毛化が起きている可能性があります。

硬毛化した毛は毛抜きしてもいい？

硬毛化した毛は、毛抜きで抜いても問題ありません。ですが医療脱毛で硬毛化を改善したい場合は、毛抜きを使わず放置した方がいいです。

なぜなら、脱毛は毛が生えているところに反応するからです。脱毛を完了させたい方は、毛抜きで抜くのはやめましょう。

硬毛化が治らない場合はある？

基本的には、放置していれば気づかないうちに治っている場合もあります。ですが、時間が経っても治らないケースもあります。

硬毛化しても毛周期の関係で抜け落ち、元の毛に戻る可能性が高いです。時間が経っても治らない場合は、施術を受けたクリニックで診察を受けて、指示に従いましょう。

硬毛化まとめ

硬毛化が起きてしまった場合は、毛抜きで抜くのではなく放置した方が良いです。また出力を高めたり、脱毛機を変えたり、対策が必要です。

硬毛化してしまった毛は、放置していれば自然に治ったり、生え変わることもあります。あまり気にしすぎないようにして、クリニックへ相談しましょう。