二重整形は埋没法と切開法どっちがいい？それぞれの特徴と選び方を徹底解説！

二重整形には埋没法と切開法の2種類が存在し、それぞれ特徴や治療の流れなどに違いがあります。

クリニックによって施術メニューの数・内容も異なるため、治療を検討中の段階で「埋没法と切開法の見た目の違いは？」「どっちが自分に合うんだろう」など、疑問や不安をお持ちの方は多いことでしょう。

今回は二重整形に関する悩みを解消すべく、埋没法と切開法の違いやメリット・デメリットについて詳しく解説あわせて自分に合った施術方法の選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

二重整形は埋没法と
切開法の2種類

二重整形の施術には、埋没法と切開法の2種類があります。

両者の特徴を簡単に見ていきましょう。

埋没法はダウンタイムが短い

埋没法とは、まぶたの内側を医療用の糸で留め、理想的な二重のラインを出していく治療法です。皮膚の切開を伴わず、ダウンタイムも短い傾向があります。

施術に要する時間や料金も少なめで、初心者でも手軽に挑戦しやすいのが特長です。固定箇所の数の増減により、形を微調整することもできます。

また、埋没法に関しては下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

二重整形の埋没法とは？ダウンタイムから失敗例まで徹底解説！厳選したおすすめクリニック３院も紹介！

切開法は半永久的な効果が期待できる

一方の切開法は、まぶたを切開して二重のラインをつくる治療法です。デザイン性の高い仕上がりを追求しやすく、半永久的な施術効果にも期待できます。

注意したいのが、一度切開したまぶたは失敗しても元通りにならないということです。

後にご紹介するメリット・デメリットをしっかり踏まえ、覚悟を持って施術に臨むことが大切です。

埋没法のメリットと
デメリットを詳しく解説！

本項では、埋没法のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

埋没法のメリット

埋没法のメリットは、以下の4つです。

手術時間が短時間で終了する

埋没法は、切開法に比べて手術が短時間で済むケースが多いです。クリニックによって多少前後するものの、ほとんどの施術は10〜30分程度で終了します。

ダウンタイムが短くスケジュールが組みやすい

切開不要の埋没法は、ダウンタイムの短さゆえに術後のスケジュールが組みやすいのが特長です。普段多忙な方でも、気軽に受けやすい施術といえます。

腫れ・内出血が生じても、たいていは2日〜1週間程度で目立たなくなるでしょう。

やり直し（修正）が可能

埋没法を施したまぶたは、細い糸で固定されただけの状態です。仕上がりに不満があれば、抜糸して再手術をお願いできるケースもあります。

特に修正希望者が多いのは、以下のようなケースです。

事前のカウンセリングで理想をしっかり共有しても、イメージ違いの二重に仕上がってしまう可能性は十分あり得ます。

その点、いざという時にやり直しやすい埋没法ならば、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

切開法に比べると価格が抑えられる

多くのクリニックでは、切開法に比べてリーズナブルな価格で埋没法を受けることが可能です。

二重整形の予算に限りがある場合も、検討しやすい治療方法といえます。

埋没法のデメリット

埋没法は多数のメリットがある一方、以下のデメリットも併せ持つ治療方法です。

糸が緩んで取れる可能性がある

糸でまぶたを固定する埋没法には、糸が緩んで取れてしまう恐れが伴います。

目元を擦ったり、強い衝撃を与えたりすると、より緩みやすくなるので注意しましょう。

術後の生活を考慮し、埋没法を受ける場合は保証・アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことを推奨します。

脂肪が多い・たるみがあると施術できない場合がある

脂肪が多い・たるみのあるまぶたは、糸の力で持ち上げるのが困難な場合もあります。

無理に治療しても思い通りの形に仕上がらない恐れが生じてしまうため、事前の医師との相談によって施術の可否をきちんと確認してください。

まぶたのなかに糸が残る

埋没法でつくった二重は、まぶたの中に医療用の糸が残ります。

術後の経過次第では、糸が露出して常に目がゴロゴロするような違和感を覚えることもあります。

ドライアイに似た症状を感じた際は、なるべく早くクリニックを受診しましょう。

切開法のメリットと
デメリットを解説！

画像出典：樹のひかり形成外科

切開法にも、埋没法とは異なるメリット・デメリットがあります。どちらもきちんと把握したうえで、自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。

切開法のメリット

切開法を受けるメリットは、主に3つあります。

各詳細を見ていきましょう。

半永久的な効果が期待できる

メスでまぶたを切開し、二重のラインを形成する切開法には、半永久的な持続効果が期待できます。

糸で留めるだけの施術では不安な方、埋没法が一度取れてしまった方などにもおすすめの施術です。

まぶたの脂肪吸引も可能

クリニックによっては、切開法の手術に併せて脂肪吸引を行っている場合もあります。

脂肪吸引を受ければ、厚く重いまぶたの方でもスッキリした印象の二重を目指すことが可能です。

埋没法ではつくるのが難しい、個性豊かなデザインを実現できる期待も高まります。

細かいデザインに対応できる

埋没法に比べ、細かいデザインに対応してもらえのも切開法を受けるメリットの一つです。

「広めの二重幅にしたい」「平行ラインがいい」など、患者の希望に沿った二重をつくりやすい治療方法となっています。

切開法のデメリット

切開法にも、以下のデメリットがあります。

ダウンタイムが長く症状も重くなりがち

切開を伴う切開法は、埋没法に比べてダウンタイムが長く症状も重くなる傾向があります。

抜糸までの約1週間は切開部分に赤みが生じ、腫れや内出血などの症状も落ち着くまで2〜3週間程度の期間を要する場合が多いでしょう。

人目が気になるようであれば、サングラスやメガネをかけ、目元が目立たない状態で過ごすのがおすすめです。

失敗しても元に戻すことができない

切開後の癒着によって二重まぶたを形成する切開法には、失敗した場合に元に戻せないというデメリットがあります。

後悔しないよう、希望の形があれば事前のカウンセリングでしっかり伝えることが大切です。

そもそも失敗する恐れを軽減するために、再現性の低いデザインを避ける手もあります。

傷跡が残る場合がある

切開法はまぶたにメスを入れる治療方法ゆえ、傷跡が残る場合もあります。

ただ、傷跡ができるのは二重のライン沿いです。

術後は自然と馴染んでいくことがほとんどで、瞬時に気づくほどの傷跡として定着するケースは少ないでしょう。

埋没法に比べると高価になる

半永久的な持続効果が期待できる切開法は、埋没法に比べて施術料金が高めです。

技術面はもちろん、料金面でもストレスなく施術に臨めるよう、予算に合った治療方法を選びましょう。

自分は埋没法と切開法どっちがいいの？
施術方法の選び方を紹介！

埋没法と切開法の特徴やメリット・デメリットを取り上げてきましたが、結果的にどっちが自分に向いているのかも気になりますよね。

本項では、二重整形における施術方法の選び方をご紹介します。

埋没法が向いている人
4つのポイント

埋没法は手軽に受けやすい一方、取れてしまう可能性も伴う施術方法です。以下の4つのポイントに該当する場合は、成功しやすく向いているといえるでしょう。

1.まぶたが薄く脂肪が少ない

まぶたが薄く脂肪が少ない人は、埋没法に向いています。

細い糸で留めるだけの施術なので、厚いまぶたには綺麗な二重のラインを出しにくいのが理由です。

2.ダウンタイムをできるだけ短くしたい

ダウンタイムが短く、腫れ・内出血などの症状も軽い傾向にある埋没法です。

最初は気になる症状の多くも2日〜1週間程度で落ち着く可能性が高く、仕事上長期の休暇が取れない方におすすめです。

3.施術でメスを使用したくない人

施術にメスを使わないプチ整形の一種である埋没法は、まぶたへの負担が少なめです。

傷跡が残りにくいので、術後直後の見た目に配慮した治療を希望する方にも向いています。

4.費用を抑えたい人

埋没法は、費用を抑えて二重整形を受けたい方向きの治療方法です。

ほとんどのクリニックでは、切開法よりもリーズナブルな価格の施術を提供しています。予算に限りがあっても、手軽に挑戦しやすい治療といえるでしょう。

切開法が向いている人
4つのポイント

切開法が向いているのは、以下のような方です。

1.細かなデザインが希望の人

メスを用いる切開法ならば、細かなデザインを希望する場合も再現しやすいです。

「二重幅を広くしたい」「くっきりした二重が欲しい」など、まぶたの厚みによっては再現が難しいラインを目指す方も、理想に近づける可能性が高まります。

2.効果の持続を重視する人

切開法は、二重のラインを半永久的に持続させたい方にも向いています。

まぶたの皮膚・脂肪の切除によって、スッキリした印象の目元に近づける可能性が高いです。

一度つくったラインを修正しにくいのは難点ですが、理想の形が定まっている場合は切開法がおすすめです。

3.まぶたの脂肪やたるみも気になる人

切開法は脂肪吸引の施術と組み合わせられるケースも多く、まぶたの脂肪やたるみの改善を目指す方にもおすすめです。

2種類の施術を同時に実施するため、ダウンタイムの軽減にも繋がるでしょう。

4.埋没法で安定しなかった人

過去に埋没法を受けて安定しなかった方は、切開法によって再度理想の目元を追求することも可能です。

半永久的な持続効果を期待できるので、埋没法のようにラインのつくり直しを懸念する必要がありません。

二重整形で失敗しないクリニックの選び方

二重整形で失敗したくない方に向け、より理想の目元に近づきやすいクリニックの選び方をお伝えします。

カウンセリングが丁寧なクリニック

二重整形で理想の目元に近づきたい方は、カウンセリングが丁寧なクリニック選びを意識してください。

患者の話を親身になってしっかり聞いてくれるクリニックならば、希望する二重の形を明確に伝えやすいです。

できれば複数院でカウンセリングを受け、完成予想のシミュレーションをお願いするといいでしょう。

希望に沿った施術が受けられるクリニックを判断するうえで、比較・検討材料になります。

実績が豊富な医師が在籍しているクリニック

担当医が豊富な実績を有しているかどうかも、二重整形を失敗しないために確認すべきポイントです。

知名度の高いクリニックに在籍中だからといって、自分の理想を追求するうえで必要な技術・知識を備えているかのチェックを怠らないようにしましょう。

実績豊富な医師は、以下を目安に判断するのがおすすめです。

• 名前付きの症例写真がある
• 大手クリニックでの勤務経験がある
• 美容外科学会に属している

アフターフォローや保証が充実しているクリニック

二重整形は元に戻ったり、左右で仕上がりの差が生じたりして失敗する可能性もあります。

術後も不備なく過ごすには、アフターフォローや保証が充実しているクリニックを選ぶことが重要です。

クリニックによっては、保証期間中に無料で再施術を行っている場合もあります。

前もって保証制度の詳細を把握しておき、術前～術後まで満足度の高い二重整形の実現を目指しましょう。

価格が適正なクリニック

二重整形の施術料金が適正かどうかは、以下の表で確認してください。

埋没法の場合、まぶたを留める糸の点数の違いで料金が変化します。糸の種類や結び方などのカスタムによっても、高額になりがちです。

一方の切開法の場合、切除する脂肪の量も金額を左右する要素となります。

相場に比べて高すぎるクリニックはもちろん、安すぎるところも選ばないのがおすすめです。

施術内容にアフターフォローや保証が含まれておらず、後々追加料金が課される恐れもあります。

二重整形おすすめクリニック3選
編集部が徹底比較のうえ厳選！

二重整形の施術を行うクリニックの中で、今回編集部が特におすすめしたい3院をご紹介します。

施術
クリニック	品川美容外科	東京美容外科	TCB東京中央美容外科
おすすめ ポイント	施術メニューが豊富	術後の痛みや腫れに配慮	保証・アフターケアが充実
埋没法 （税込）	二重術クイック法：9,790円/両目1点留め 二重術スーパークイック法：39,800円/両目2点留め 二重術ナチュラル法：125,720円/両目2点留め 二重術1dayナチュラルプレミアム法：289,440円/両目2点留め	99,000円/両目2点留め（麻酔代込み） 165,000円/両目3点留め（麻酔代込み） 198,000円/両目4点留め（麻酔代込み） ※2	TCB二重術：29,800円/両目2点留め、44,800円/両目3点留め 青春二重術（20歳未満限定施術）：39,000円/両目2点留め TCB式1dayクイックアイ ナチュラル：140,800円/両目2点留め TCB式1dayクイックアイ エタニティ：298,000円/両目2点留め TCB式1dayクイックアイ プレミアムエタニティ：398,000円/線留め1本 1dayクイックアイプレミアムエタニティEX：548,000円/線留め1本 ※5
切開法 (税込)	二重術切開法：98,000円/両目 スーパーナチュラル二重術切開法：297,990円/両目 スーパーナチュラル目頭切開法：239,990円/両目 スーパーナチュラル目尻切開法：239,990円/両目	231,000円/片目（麻酔代込み） 385,000円/両目（麻酔代込み） ※3	スタンダード：83,600円/両目全切開または部分切開 スーパーナチュラル：173,800円/両目全切開または部分切開 ロイヤル：437,800円/両目全切開または部分切開
初回カウンセリング	無料	無料	無料
実績豊富な医師の有無	有	有	有
保証の有無	有※1	有 埋没法：33,000円（税込）/3年保証、55,000円（税込）/5年保証 ※4 切開法：術後のどんなトラブルにも対応	有 埋没法：片目につき2回まで無料 ※6
院数	全国39院	全国20院	全国89院
詳細	公式サイト	公式サイト	公式サイト

※1　二重戻り･ラインが薄くなった場合、医師の診察により再治療が必要と判断された場合は、無料で再施術を実施。保証の有無・期間は、施術内容によって異なります。
※2　4点目以降、両目追加1点につき33,000円で対応。
※3　他院修正は、各料金の20％アップで対応。麻生統括院長の施術料金は、通常料金より1.5倍増。
※4　3点留以上のご契約の場合、1年保証付。保証期間内は何度でも再手術が無料で、留め直す二重幅は前回と同じです。目元施術の大きな左右差がでた場合を含め、執刀医の指示にて再手術が必要と判断された全ての治療にも、無料で対応しています。
※5　施術時1回のみ、麻酔代込み。保証時は別料金。
※6　保証期間中に糸がとれたり、二重のラインが明らかに薄くなった場合、片目につき2回まで無料で再施術。患者様都合によるデザイン変更（もう少し幅を広くしたい、平行型にしたい）なども保証期間内であれば2回まで無料。そのほか、施術内容別に異なる保証期間有り。

公式サイト

TCB東京中央美容外科の症例写真を紹介

TCB東京中央美容外科の情報

公式サイト

二重整形に関するよくある
4つの質問を紹介

二重整形に関して、よくある質問をご紹介します。

Q1.二重整形で埋没法と切開法の料金相場は？

埋没法の料金相場は30,000〜200,000円程度で、切開法は80,000〜400,000円程度でしょう。

メスを使う切開法は、埋没法に比べてやや高めの金額に設定されていることが多いです。

Q2.二重整形をしないほうがいい人の特徴は？

術後に後悔しそうな方は、二重整形をしない方がいいでしょう。

美容医療の一つである二重整形には、常に失敗する可能性も付きまといます。いくら埋没法であれ、元通りのまぶたに戻せるとは言い難いのが現実です。

各施術方法のメリット・デメリットを踏まえ、後悔しない選択をしてください。

Q3.二重整形のカウンセリング時はメイクをしていても大丈夫？

二重整形のカウンセリングは、スッピンで受けるのが望ましいです。

カウンセリング当日は、患者それぞれに似合う二重の形をシミュレーションします。

その際、メイクをしていると本来の目元に適した二重を提案できない恐れが生じてしまうためです。

Q4.二重整形がきれいに完成するまでの期間は？

二重整形は施術方法によってダウンタイムが異なり、二重が完成するまでの期間も変わってきます。

埋没法による二重整形の場合、およそ1〜3ヶ月で完成するケースが多いようです。

一方の切開法では3ヶ月〜半年程度かけ、きれいな二重の完成を目指します。

二重整形は自分に合った施術方法で理想的な目元を手に入れよう！

今回は、二重整形の埋没法と切開法の違いやメリット・デメリットをはじめ、おすすめクリニックなどもご紹介しました。

どちらの施術方法を選ぶにしろ、前提条件として重視すべきは自分にとって理想の目元を目指せるかどうか。本記事の内容を参考に、後悔のない二重整形を実現してください。